静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

虎変披露祭2023 2023.10.9

10/9 虎変披露祭2023 名古屋山三郎一座特別公演『YAJIKITA3-酒蔵道中微酔機嫌-』夜公演@金虎酒造

 

 

 今年もやってきました、虎変披露祭! 虎変はもはや毎年の楽しみとなっているため、今年も当然のごとく行ってきました。去年は台風の中での開催でしたが、今年は小雨とはいえ平和な天候で一安心。しかも今年の演目は大好きな「YAJIKITA」シリーズ! うきうきの上機嫌です。

 

 到着がすこし遅く、たどり着いた時はちょうど12時の回の終わりかけ。さっそくいただいたチケットで虎変の試飲を飲み比べ、振る舞い酒に紛れ込んで、試飲のおかわりをし、30分ほどで5杯いただくとほろ酔いおたくのできあがり!

 日本酒講座の生徒役として参加されていたナゴヤ座の皆様を見たあと、お酒を召し上がらない方がくださったチケットで追加の2杯を飲んで、特別公演に臨みました。

 

 今回の特別公演は、9/3までナゴヤ座で上演されていた『YAJIKITA3』の中でも「狐の尼寺」の改変。すでに懐かしいキャラクターたちに会えてとても嬉しかったです。

 

~配役~

・弥次郎兵衛:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)

・喜多八:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)

・弔いの男:金虎酒造 水野さん

・骸骨/農民:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)

・七度狐:名古屋参十郎さん(以下「ジューローさん」)

・弔いの男/講談師:名古屋参九郎さん(以下「サンキューさん」)

・おさよ後家:名古屋参史郎さん(以下「シロウさん」)

 

 弥次喜多コンビはサンエーさんとサンスケさん。もう何度も観てきたこのコンビ、久々に拝見しても、昨日まで観ていたような気がして嬉しくなりました。

 お灯明に油を継ぎ足すところは、お灯明(照明)が眩しすぎて目が開かない弥次さんと、お灯明の背が高すぎてなかなか届かない喜多さんが面白くて大笑いしました。まさかお灯明が変わることでこんなことが起こるとは……。

 

 ダエさんの骸骨さんは相変わらず客席へのアピールがいっぱいで面白かったです。虎変イベントの脚本の書き換えは毎度ダエさんの手によるものと伺っていますが、今年もとても良い改変で好きでした。

 

 弔いの男はサンキューさんと金虎酒造の水野さんのお二人! まさか水野さんがストッキングを被って出てこられるとは思わず、不意打ちにやられました。相方が水野さんであってもサンキューさんは安定で、強いなと思いました。

 

 おさよ後家さんはシロウさん! シロウさんはこの役を今までやってらっしゃらなかったわけで、新役が拝見できて嬉しかったです! 数年後、ナゴヤ座で『YAJIKITA3』の再演をすることがあれば、シロウさんの山本五郎左衛門さんが観られる可能性を夢見て楽しくなりました。

 

 今回は「狐の尼寺」だけだったため、ラスボスは七度狐さん。短縮版とはいえ、しっかり強さと小憎らしさを見せつけていたジューローさん、とても良かったです! 今回の特別版『YAJIKITA3』ではジューローさんが一番好きでした。

 

 最後には写真撮影タイムもあり、存分に楽しみました!

 

f:id:m328_0201:20231010151650j:image

 

 ここのところナゴヤ座に足を運べていないのですが、『ヒモのはなし』が終わったらまたぼちぼち通いたいなと思います。

 なお、帰宅したところまだ飲んでいなかった去年の虎変があったので、先に去年の分からいただこうと思います。まだ冷やしていないので帰宅したら冷蔵庫に入れたいところです。