5/24 『YAJIKITA3』昼公演@ナゴヤ座
5/26 『YAJIJUTA3』夜公演@ナゴヤ座
5/27 『YAJIKITA3』昼公演・夜公演@ナゴヤ座
5/28 『YAJIKITA3』昼公演・夜公演@ナゴヤ座
〇5/24
~配役~
・弥次郎兵衛:名古屋山三郎さん(以下「座長」)
・喜多八:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)
・青山鉄山 他:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)
・お菊 他:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)
・七度狐 他:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)
・老人 他:名古屋参九郎さん(以下「サンキューさん」)
・山本五郎左衛門 他:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)
この日、感想をメモし終わる前にライブに行ってしまって記憶が曖昧になっているのですが、ダエさんの山本さんが、「目をぎゅっと瞑って……力を入れて……そしてぱっと開く」「そうすると目がちかちかする」という小ボケを挟んでこられてとっても面白かったです。
あとこの日もサンキュー奪衣婆さんの例の豆知識コーナーがあって、不意打ちに笑ってしまいました。
〇5/26
~配役~
・弥次郎兵衛:名古屋山三郎さん(以下「座長」)
・喜多八:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)
・青山鉄山 他:名古屋参九郎さん(以下「サンキューさん」)
・お菊 他:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)
・七度狐 他:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)
・老人 他:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)
・山本五郎左衛門 他:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)
いろいろと事件はあったこの日ですが、まずなんといっても5/12ぶりにトラザさんの山本さんが拝見できたのがこの日! 座長やダエさんも和尚さんから山本さんに変身する際にビジュアルの変化がありましたが、この日トラザさんの山本さんも黒メイクが入りました! スモークと照明で見えなくなっている間、袈裟だけ脱いだ山本さんが、お着物を羽織にされていたのがとても格好良くて、思わず悲鳴が漏れそうになりました。
そしてこの日一番の事件は、おさよ後家さんの棺桶崩壊事件。恐怖で目を開けられない弥次喜多コンビに、「今だけ目を開けて良いから」とおさよ後家さんが仰ったのも、村人さんに目を覚ましてもらった弥次喜多コンビが「ここにあった山寺と棺桶は?」「おさよ婆さんと棺桶は?」と仰っていたのも面白すぎて、このまま笑い死にするのではないかと思いました。ここで笑いすぎてその後の記憶がもはや曖昧になっています。
山屋の弥次喜多コンビはGWぶりに拝見したようで、あまりにも久々なのでちょっと新鮮みがありました。三役目が始まったら更に拝見できなくなってしまうかも……? という恐怖があるので、もっともっと拝見したいです。
〇5/27
~配役~
・弥次郎兵衛:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)
・喜多八:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)
・青山鉄山 他:名古屋参九郎さん(以下「サンキューさん」)
・お菊 他:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)
・七度狐 他:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)
・老人 他:名古屋参笑太さん(以下「ショータさん」)
・山本五郎左衛門 他:名古屋山三郎さん(以下「座長」)
お風邪を召されていたショータさんも無事に復活したこの日、弥次喜多コンビは久しぶりに虎屋のお二人でした。虎屋の弥次喜多コンビ、「狼がで、で突っ張っててね」というところで、一人だけ助かろうとした喜多さんの帯を引っ掴んで引きずり降ろしていた弥次さんのパワーに笑ってしまいました。あとこの日、弥次さんの武器・スリッパが標準装備になっていて、ずっとパシン! という小気味良い音が響いていたのもずるかったです。
この日はラストのボールを投げるシーンで皆が大暴れしていたのも面白かったです。昼は人も少なかったため、弥次さんが客席に乱入してボールを投げていたり、夜は青坊主さんが山本さんの薙刀を奪って楽しそうだったりと、観ていても本当にわくわくしました。
〇5/28
~配役~
・弥次郎兵衛:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)
・喜多八:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)
・青山鉄山 他:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)
・お菊 他:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)
・七度狐 他:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)
・老人 他:名古屋参笑太さん(以下「ショータさん」)
・山本五郎左衛門 他:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)
一週間の終わりであるこの日、出演者一覧を見ずに円頓寺に着いてから二日連続虎屋の弥次喜多コンビであることに気が付きました。
この日一番驚いたのが、冒頭の弥次喜多コンビが借金取りから逃げているところ。ここ、なんと借金取りのサンスケさんが二人を追いかけてきて本当にびっくりしました! OPの「金返せー!」と叫ぶところで客席を煽るのもサンスケさんなので、よりOPへの繋がりが見えて良い演出だなと思いました。
あとこの日好きだったのが、ショータ奪衣婆さんの両肩に手をかけている弥次喜多コンビでした。奪衣婆さんのことをちゃんと仲間として認めているんだなあ、とふと思えて良かったです。特に、「やまんば」では奪衣婆さんに対して拒否感を示していた喜多さんが「婆さん!」と呼ぶ姿、ちょっと嬉しかったです。
毎公演毎公演、観ている瞬間は「ここを記録して残しておきたい!」と思うにも関わらず、終わるとすっぽ抜けてしまうのですが、五月も残すところあと1公演となってしまったので、悔いのないように焼き付けたい所存です!