静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

南雲くんに焼かれた話

25・26 7/25 「遭難ごっこ」@RAFT

 

 

 『掌の小説』の朗読会から早いもので4ヶ月が経ちました。今回は坂口さんご出演の舞台『遭難ごっこ』を観劇してきました。

 

 

 前回「駿河の令嬢」と「日向」の朗読で新しい表現を見せ付けた坂口さんですが、今回また新しい坂口さんを拝見することができました。

 田舎と都会とか、仕事へのやりがいとか、いろいろな考えを持った人達が出てくるのですが、中でも坂口さんが演じていた南雲くんはとても印象的な役どころだったと思います。

 前半の南雲くんは出番も多くなく、台詞もありませんでした。しかし、ノンバーバルな部分のお芝居で劇場内を支配していて、坂口さんの表現力に圧倒されました。


 また、最後の「東京、東京、東京……」に込められた響きがとても深くて、名古屋から東京に行かれた坂口さんのことも考えてしまってとても良かったです。

 

 

 なんと次回は江戸川乱歩の朗読!地味に好きな「夢遊病者の死」を坂口さんが朗読されるとのことで、とてもわくわくしています!

 

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