静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

旅立ちに幸あれ

70 10/23「魔苦減須」昼公演@ナゴヤ
71/72 10/31「魔苦減須」昼公演・夜公演@ナゴヤ

 


 名古屋参太郎さんが卒業されるということで、後悔したくない!と思い一公演増えた10月の「魔苦減須」。しっかりタロウさんの蛮行を観てきました。

 


 ずっと生で観たかったもののタイミングが合わなかったタロウさんの蛮行!どこまでもまっすぐで善の立場にあって、魔苦減須のことを信じている熱い男、という印象が強い分、2幕の蛮行はとても怖くて、これは魔苦減須の蛮行へのイメージなんだなとすっと入ってきました。
 タロウさんの蛮行で特に凄かったのが、10/31の夜公演の魔苦減須に斬られた蛮行が最後に魔苦減須の肩を掴んだところ。掴まれたサンスケさんの魔苦減須の表情も相俟って鳥肌が立ちました。31日の蛮行はギャグ多めだったこともあって、元々魔苦減須とはたくさんふざけあってきた仲なんだろうなと思いながら観ていたので、2幕のしんどさが尋常じゃなかったです。
 23日のトラザさん魔苦減須との関係性もとても好きで、魔苦減須のことをとても凄い男だって思ってるんだろうなというイメージです。あと幼馴染み感が強い!それから、トラザさん魔苦減須の回にある恐がり蛮行をタロウさんで観られたのも嬉しかった~!恐がり蛮行大好きです。
 斧を使った立ち回りもとても格好良くて、視線が釘付けでした。あの腰を落として斧を構えるところで、人差し指が柄に沿って伸びているのが美でした。

 

 あと23日は地味に観られていなかったサンスケさんの真駈太夫も観られました!丸眼鏡インテリ真駈太夫が観たくて観たくて……。サンスケさんの真駈太夫はどこまでも知将で、トラスケさんの丸火武の知性的なイメージとぴったりの蝦夷組だなと思いました。剣術も苦手ではないけど、知略を尽くす方が得意なタイプの真駈太夫がトラザさんの魔苦減須を倒すには武力では足りないと思っていたところに、魔苦減須の拠り所である魔女の予言を知って勝てる、と思ったのかなと感じて、真駈太夫も予言に力を借りた男なのかな……それとも利用しようと思ったのかな……とぐるぐる思考しています。

 

 

 「魔苦減須」ももう終わってしまいますが、千秋楽をしっかり見届けたいと思います!

    坂口さんの今後のお仕事もめちゃくちゃ楽しみ!!!!何もまだ存じ上げませんが多ステしたい!!!!

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