静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

山田裕貴トークショー 2023.11.4

11/4 京都女子大学第76回藤花祭「山田裕貴トークショー」@京都女子大学

 

 

 山田裕貴といえば、私が名古屋でおたくをするようになった、長い長い経緯の根本的きっかけのような存在。まあ今までも山田さんは学祭に出演していたのですが、ちょっとこう、よく存じ上げている場所だったので……(お茶濁し)、えっあの大学が!? 今をときめく俳優・山田裕貴を!? 呼べたんですか!? と衝撃を受け、抽選に申し込み、『ヒモのはなし』にすっかり思考を奪われている間に当落が出ていて、ささしまスタジオの前で振り込み期限が迫っているというメールを見つけました。間に合いました。

 

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 前日のナゴヤ座終演後名古屋駅に走り、新幹線で一旦実家へ。翌日ぼんやりしていたら時間が危うくなりつつ、長蛇の列の受付でやきもきしつつ、無事体育館に滑り込めました。体育館ってこんな感じなんだ……(記憶喪失の顔)トークショーの中で壇上の一角を示して「ここ仏様がいるんだよね?」というお話をされていて、「そうなんだ!?」と驚きました京都女子大学浄土真宗系です)

 

 トークショーが始まると、まずは進行役の川島葵さんがご登場。川島さんのご提案で、「裕貴くーん!」と呼び込むことになりました。どこから登場するのかな? と思っていたら、なんと客席の後方から! 「キャー!」と歓声が上がっていました。

 川島さんによるファッションチェックを挟んで、話題は今年の出演作へ。

 まずはもちろん、前日に公開されたばかりの『ゴジラ-1.0』。「もう観た方はいらっしゃいますか?」という問いに、ぱらぱらと手が上がっていました。すごい。「まだ公開されたばかりなのでここで何かを言うというわけではないけど……」、と前置きをしつつ、「日本映画界の中でも素晴らしい仕上がりになっているので、観ておいた方が世についていける」と仰っていて面白かったです。あっこんなところに偶然U-NEXTのポイントが……! ということで世についていくため、今週中に観るつもりです。映画も久しぶり。

 『キングダム 運命の炎』については、「長髪からちらっと覗く目が……」というようなお話をされていて、私の脳内は完全にジョー・ギブケンだったのですが、終わってから調べてみたら真逆のカラーリングでしたね。これは撮影が三年くらい前らしく、記憶が薄れている……というお話をされていました。グリーンバックでの撮影をしたことと馬に乗ってどうこう、って仰ってた。「キングダム」は何となくずっとやっているなと思っていたら、映画シリーズが結構続いていて衝撃でした。

 「東京卍リベンジャーズ」シリーズも今年2本公開されていたそう。私は一作目しか観ていません……。山田さんはといえば、「えっあれ今年ですか?」とのこと。一番好きなシーンとして挙げていたのが一作目の「下げる頭持ってなくてもいい」。ここは「東リベ」序盤の名シーンなだけあって、緩すぎるおたくでもアニメ・映画・舞台の3媒体で観た記憶があります。「ドラケン」と聞いてぱっと思い浮かぶ顔が、舞台>映画>アニメの順なので、川島さんが「ドラケン!」と仰った時に一瞬「あれ?」と思ったのは秘密です。

 

 ドラマの話では、真っ先に名前が挙がったのが『ペンディングトレイン ―8時23分、明日 君と』。真っ白な衣装はどんどんどろどろになっていったそう。この撮影の話だったかな、「うまく笑えなくなるくらい大変だった」と仰っていて、ひぇ……と怯えました(未見です)

 そしてなんといっても、『どうする家康』! この私でも2話くらい観ました。その……テレビを観る習慣がないうえ一人暮らしの部屋に録画機能がなくて……だいたい日曜日はナゴヤ座を観て帰ってくるので時間も合わなくて……。「どう家」に関しては、「大河に出ているから凄い、朝ドラに出ているから凄い、ではなくて、その作品で何ができるかだから」という旨のお話をされていて、こういうところが好きなんだよな~! と改めて思いました。私は山田さんのことを特別推していたことがあるわけじゃないし、作品も全然追えていないけど(忙しすぎるのもある)、山田さんの思考が好きだからこんな山の上まで飛んできたんだよな、と再確認しました京都女子大学は東山にあります)。山田さんの「全部自分のせいだ」という言葉が大好きでよく自分に言い聞かせているタイプ。

 

 この後は開場時間に集められた質問やお悩みを読むコーナーがありました。

 質問の内容はさすがに覚えきれなかったので割愛するのですが、12歳の少年からの質問に対する回答がとても素敵でした。内容は、「本田忠勝みたいに強くなるにはどうしたらいいですか?」というもの。山田さんが「少し難しいかもしれないけど」と前置きしてお話してくださった内容、少年にはまだ早かったものの、体育館に集まった大人たちにはとても響いていてとても良かったです。

 

 最後はプレゼントコーナー。座席番号での当選で、サイン色紙やチェキが当たるコーナーがあり、凄いな……と眺めました(無論1600人の中の選ばれし5名にはなれませんでした)

 捌け際もしっかり壇上の仏様にお辞儀をして帰っていって面白かったです。

 

 トークショーを聞きながら、そういえば2023年の山田さんの活躍を何も見てなくな~い!? と思ったものの、やっぱり最高だなと再確認できたトークショーだったので、もう少しドラマくらいは継続して観られるようにしたいな~!

 

金シャチ横丁の『どうする家康』展は2回くらい行きました

 

 山田さんはこの後甲南大学まで行かれたそうで、一日お疲れ様でした!