静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

あるくなかく 2024.2.12

2/12 名古屋市中区事業 お茶挽き・お抹茶点て体験ワークショップ in 冨士屋本店(和かふぇ冨士屋) 1部@和かふぇ冨士屋

 

 

 ある日いつものようにXTwitterのTLを眺めていたら流れてきたこのお知らせ。行ってみたい気持ちのあった和かふぇ冨士屋さんで、ナゴヤ座の名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)、麗麗さんから紅愛さんと近藤りょーじさん(以下「りょーじさん」)がご出演で、しかもお抹茶がいただけるとなれば行くしか! と思い応募。ドレスコードが「和」とのことで、当日は朝からどたばたしながらお着物をふんわり着て参戦しました。

 

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 和かふぇ冨士屋さんは初めてお伺いしたのですが、ナゴヤ座のメンバーシップ動画で拝見していたため店内も何となく見覚えがあったのが面白かったです。また、入口から女将さんが参加者のコーディネートを褒めてくださっていて、お心遣いの素敵なお店だなと思いました! イベントが終わるまでの間に、女将さんだけでなく他のお店の方にもたくさんお褒めいただき、ありがたい限りでした……!

 

 店内は自由席。適当なところに着席したのですが、相席となった方々と軽くお話もできて良い機会だったなと思いました。

 

 今回のイベントについてのご挨拶をいただき、始まったのがご出演者の皆様による寸劇。

 

~配役~

看板娘 お藤:立花和泉さん(以下「立花さん」)

徳川宗春:名古屋山之助さん

チンピラ/家臣:紅愛さん、近藤りょーじさん

 

 初めに出てこられた立花さんが通路側に座っている方に何処から来たのか問いながら一番奥まで進まれたのですが、その際に私のいた卓だけ「大阪です……」「神奈川です……」という外れ値のような返答をしていて申し訳なさを感じました。

 

 また、今回配役等は事前に何もわかっていなかったため、紅愛さんが「宗春様ー!」と呼んでらっしゃるのを聞いた途端、サンスケさんが徳川宗春公であると理解してしまい、息を呑みました。ご登場なさった宗春様は一目でお藤に恋に落ちる惚れっぽい殿だったのですが、史実の奥方である春日野にもこうして惚れたのかな? と思いました。また、サンスケさんのお衣装に藤の花が入っており、藤輪の御紋だからだ! と金シャチ横丁で得た知識が役に立ちました。あとこの派手なお衣装がお浪さんを思い出させて少し懐かしくなりました。

 

 宗春様がお忍びでやってきたお茶屋さんに荒々しくやってきたのが、チンピラの紅愛さんとりょーじさん。お二人の出で立ちがナゴヤ座でよく拝見する柄タイツに尻端折りだったため、紅愛さんとりょーじさんの弥次喜多珍道中も観てみたいなと思ってしまいました……! 紅愛弥次さんとりょーじ喜多さん、絶対に良いコンビだと思います。

 家臣のお二人は抜け出してしまった宗春様の似顔絵を描いてくださったのですが、紅愛さんはどうみてもスライム、りょーじさんは掛けたお時間のわりに棒人間で大笑いしました。

 紅愛さんとりょーじさんはチンピラでも家臣でも客席をひたすら大笑いさせておられて、今年こそ周年ウィークのナゴヤ座にゲスト出演の可能性があるぞ……! とわくわくしました!

 また、お芝居には女将さんも女将さん役としてご出演。緊張なさったとのことでしたが、キャラクター性がしっかりしていて素敵でした!

 

 寸劇の終わりにはお藤によるお茶挽き、お抹茶点てのレクチャーがありました。ここ、サンスケさんがほぼ素で取り組んでらっしゃって面白かったです。

 一通りレクチャーが終わるといよいよ参加者もお茶挽き体験! お抹茶を点てるのは小学生の頃一年だけ茶道部だったため経験はあったのですが、お茶を挽くのはまるきり初めて。ぐるぐると臼を回して挽くのは少し大変でしたが楽しかったです!

 

 自分で挽いたお茶をいただきながら各卓を出演者の皆様が周ってくださり、少しお話する時間もあってとてもありがたかったです!

 今回のイベント、お芝居とお茶挽き体験を含めて2500円という破格の設定で、満足度に対して安すぎる……! と震えました。とても楽しかったので他の「あるくなかく」イベントにも参加したいなと思ったのですが、今回は予定が合わなさそうなので次回開催もお待ちしております……!

 和かふぇ冨士屋さんも一度伺ったことで入りやすくなったので、また機会を見つけて伺います!