静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

弥次さん喜多さん 2023.3.8

3/8 『YAJIKITA2』夜公演@ナゴヤ

 

 

 久しぶりの『YAJIKITA2』。いつぶりだろう、と手帳を確認してみたところ、2/15ぶりの観劇でした。衝撃……!

 

~配役~

・弥次さん:名古屋山三郎さん(以下「座長」)

・喜多さん:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)

閻魔王:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)

・牛頭/腹の虫:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)

・馬頭/腹の虫:名古屋参雀久さん(以下「サンジャクさん」)

・卯頭/懸衣翁/腹の虫:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)

・奪衣婆/人頭幢/人呑鬼:名古屋参笑太さん(以下「ショータさん」)

 

 久しぶりの『YAJIKITA2』。弥次喜多コンビは座長とサンスケさんの山屋でした! 山屋の弥次喜多コンビはやはり実家のような安心感があります。お馴染みの「なるみ・てまでい・ぬ」や、足つぼ大縄跳びでなかなかもう一人が入って来ずお互いに痛みを知って仲直りする様子など、ひたすらに面白かったです。

 冒頭の三途の川でサンスケ喜多さんが座長弥次さんを振り向かせるところ、今までは「ガッツリ」で反応していたのが、それを耐えてしまったがためにもう一段階進化してしまったところで笑ったのですが、最後の蜘蛛の糸を上りながら喧嘩するシーンでそれが再登場した呼応がとても綺麗で衝撃でした。

 

 獄卒はトラザ牛頭さん、サンジャク馬頭さん、サンエー卯頭さん。トラザ牛頭さんとサンジャク馬頭さんの組み合わせ、名乗りのモーションがとても格好良かったです! 「泣いた赤鬼」では棒読みの馬頭さんとこれでもかと言うほど殴りつける牛頭さんの組み合わせがあまりにも衝撃的で大笑いしました。

 体感では久々にトラザさんのお姿を拝見したためついつい注視してしまった今回、喜多さんが浄玻璃鏡で罪を調べられている間の表情の変化がとても興味深かったです。

 まだサンジャクさんがサンジャクさんであることに慣れていないのに間に『ピーポウ』を挟んでしまったがために、更に不思議な感じがしました。

 サンエー卯頭さんはまた今までとは少し違った雰囲気。他の獄卒とは違う空気感はそのままに、閻魔王で遊びながらもよく気に入られている面白い獄卒でした!

 

 トラスケ閻魔様で今回一番笑ったのが最後の閻魔王から地蔵菩薩になるところ。まさかスウ…という効果音をご自身で仰ると思わず、不意打ちで笑ってしまいました。閻魔王が笏を踏みつけられて怒る場面はやはりぴか一で怖くて好きです。エスカルゴの根性焼きは普通に多分食べられるやつだと思うので興味があります。

 ショータさんの人頭幢はやっぱり他の人頭幢と比べて生まれたての感が強く、トラスケ閻魔様にあやされていて可愛かったです。弥次喜多コンビが真似をして地獄の蝶々を作って見せても喜ぶけれど、それは閻魔王が怒っていて、ショータ人頭幢はトラスケ閻魔様のペットなのかな? と思いました。

 

 ショータ奪衣婆さんとサンエー懸衣翁さんも見慣れつつあるコンビ。ショータ奪衣婆さんは毎回あっけなく転ばされてしまうのが可愛くて好きです。

 サンエー懸衣翁さんは相変わらずのスライディングで、毎度のことながら笑ってしまいます。

 

 腹の虫は今回も最高に格好良かったです! 腹の虫は三匹(匹?)ともとても格好良くて毎回視線が迷子になってしまうのですが、今回もやっぱり迷子でした。先週末はずっと舞台『文豪とアルケミスト』を観ていたため、殺陣も違いが出るな、と改めて感じました。人呑鬼も緩急にどきどきしました。

 

f:id:m328_0201:20230309145326j:image

 

 今週も現場が盛りだくさんなので、たくさん吸収していきたいです!