静心なくお金飛ぶらむ

オタクの現場備忘録。内容と語彙がない。

弥次さん喜多さん 2023.3.22-2023.3.26

3/22 『YAJIKITA』夜公演@ナゴヤ

3/24 『YAJIKITA』夜公演@ナゴヤ

3/25『YAJIKITA2』昼公演・夜公演@ナゴヤ

3/26 『YAJIKITA2』夜公演@ナゴヤ

 

 

 3月4週目も「YAJIKITA」三昧。今回も1週間の公演を振り返ります。

 

〇3/22

~配役~

・弥次さん:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)

・喜多さん:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)

護摩の灰(兄い)/「腹痛の宿」主人/雷蔵の子分/鎌倉権五郎:名古屋山三郎さん(以下「座長」)

護摩の灰(子分1)/医者/腹出し:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)

護摩の灰(子分2)/近藤雷蔵/腹出し:名古屋参笑太さん(以下「ショータさん」)

・「暗闘の宿」主人/産婆/豪傑の子分:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)

・坊主/小山田豪傑/腹出し:名古屋虎之助さん (以下「トラスケさん」)

 

 この日、もしかして? と思っていたら、やっぱり座長の権五郎が! 座長の権五郎、とても久しぶりだったため、とても嬉しかったです。また、「腹痛の宿」の主人がやっぱりホラー映画の作画で、これがまた観られて良かった、と思いました。

 トラスケ豪傑さんのパラパラも先週に引き続き観られて、やっぱり「YAJIKITA」のトラスケさんといえばパラパラだよな、と思いました。

 サンスケさんの医者の「医は意なり」のところの稲荷のネタが好きだという話は何度かしていると思うのですが、ふとこれが見られるのもこれが最後なのだな、と思って寂しくなりました。既に竹蔵さんが恋しくなっています。

 サンエーさんの産婆も久しぶりに感じました。こちらも『YAJIKITA』の三再演が終わってしまう前にまた拝見できて良かったです。

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〇3/24

~配役~

・弥次さん:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)

・喜多さん:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)

護摩の灰(兄い)/「腹痛の宿」主人/雷蔵の子分/鎌倉権五郎:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)

護摩の灰(子分1)/医者/腹出し:名古屋参九郎さん(以下「サンキューさん」)

護摩の灰(子分2)/近藤雷蔵/腹出し:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)

・「暗闘の宿」主人/産婆/豪傑の子分:名古屋山三郎さん(以下「座長」)

・坊主/小山田豪傑/腹出し:藤田誠樹さん (以下「セイキさん」)

 

 水曜日に引き続き弥次喜多コンビはダエさんとトラザさん。この日だったか水曜だったか、喜多さんが40歳と仰っていて、肉体と同じなのだな、と思いました。

 サンキューさんの医者も久しぶりに感じました。「暗闇の宿」の護摩の灰の、「こんなんでましたけど」でやっぱり笑ってしまって、サンキューさんは強いなと思いました。

 そしてこの回でセイキさんは『YAJIKITA』が千穐楽! 豪傑さんもとても久々だったため、ダンスの切れ味に新鮮に感嘆しました。坊主さんはオルゴールのシーンでもはや舞台上まで身を乗り出していて、不覚にも笑ってしまいました。

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〇3/25

~配役~

・弥次さん:名古屋山三郎さん(以下「座長」)

・喜多さん:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)

閻魔王:名古屋虎之助さん(以下「トラスケさん」)

・牛頭/腹の虫:藤田誠樹さん(以下「セイキさん」)

・馬頭/腹の虫:名古屋山之助さん(以下「サンスケさん」)

・卯頭/懸衣翁/腹の虫:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)

・奪衣婆/人頭幢/人呑鬼:名古屋虎三郎さん(以下「トラザさん」)

 

 土曜日に引き続き、セイキさんは『YAJIKITA2』千穐楽でした! 実は毎日のようにナゴヤ座に通っていながら、『YAJIKITA2』でセイキさんを拝見するのは初めて。最後に滑り込みで牛頭さんを拝見できてほっとしました。この日の相方の馬頭さんはサンスケさん。昼夜共に「泣いた赤鬼」のところで漫才を披露してくださいました。昼公演は馬頭さん主導で、牛頭さんが「この辺に長いマイク立ってる?」と仰っていて、サンパチだ……と思っていたら、夜は牛頭さん主導になっていて、「サンパチマイク」と仰っていたのが面白かったです。

 タロウ喜多さんは相変わらず座長弥次さんを相手に物理的に上回っていて笑いました。また、人頭幢に「キモい」と言ってしまい、不貞腐れた人頭幢の機嫌を取るために披露したギャグが面白くて、普段は人頭幢だけが喜んでいるところを、普通に後ろの牛頭馬頭たちも笑ってしまっていて面白かったです。また、タロウ喜多さんが悪い! と責める時にサンスケ馬頭さんが「いーややこやや!」と仰ったのが他の方に通じていなくて、もしかして関西だけなのか……? と初めて思い至りました。

 またこの日、「なるみ てまでいぬ」の看板が出ていないことに気が付いたタロウさんが見事にリカバリーしていて、その機転が素晴らしかったです!

 トラスケ閻魔様による地獄体験は、この日は無間地獄。「ちょうど一年前に~」と歌い続ける閻魔様が、「ちょうど一年前」の弥次さん(といいながら座長)の写真を出してき手面白かったです。

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〇3/26

~配役~

・弥次さん:名古屋山三郎さん(以下「座長」)

・喜多さん:名古屋参九郎さん(以下「サンキューさん」)

閻魔王:名古屋参十坐さん(以下「トウザさん」)

・牛頭/腹の虫:名古屋参駄右衛門さん(以下「ダエさん」)

・馬頭/腹の虫:名古屋参笑太さん(以下「ショータさん」)

・卯頭/懸衣翁/腹の虫:名古屋参太郎さん(以下「タロウさん」)

・奪衣婆/人頭幢/人呑鬼:名古屋参永已さん(以下「サンエーさん」)

 

 週の締めくくりは『YAJIKITA2』。雨の降る金シャチ横丁から直行だったため、体力は限界だったのですが、始まってみると楽しくて疲れも吹き飛びました。

 この日一番嬉しかった配役が、ショータさんの馬頭さん。ここのところずっと人呑鬼で拝見していたため、出演一覧を見てもしや! と小躍りしました。ダエさんとのコンビで拝見するのも初めて……と思ったら、なんと、ショータ馬頭さんを拝見したのは『YAJIKITA2』初日ぶりの2回目でした。『YAJIKITA2』の2日目は仕事が終わらず行けなかった日で、今月は確か大阪に行っている日にやってらしたはず。終わる前にもう一度拝見できて良かったです。

 座長とサンキューさんの弥次喜多コンビは、蜘蛛の糸をのぼりながらの大喧嘩が毎度面白いのですが、この回は糸が切れて生き返ったかどうかを確かめるときに、「心が痛い」という持っていき方をしたのがうまいなと思いました。

 ダエ牛頭さんは相変わらず謎の隙間を見張っていて、絵面のシュールさが癖になります。

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 3か月毎週観ていた『YAJIKITA』『YAJIKITA2』もいよいよラスト1週間。きっと気が付かないうちに最後になっていた配役もあるのだろうと思いますが、千穐楽までしっかりと記憶に焼き付けて『YAJIKITA3』の新たな旅路に出ようと思います!